事業実施内容
◆実地調査
長崎ワーキンググループ実地調査
1.調査概要
【目的・概要】
次世代自動車エキスパ-ト養成教育プログラムの作成に当たり、長崎県での環境・エネルギーに関する取り組みを取材することにより、今後の自動車を中心した社会構造の将来性を見定め、そこに従事してゆく人材ニーズを絞り込むことを目的する。
また、自動車に関する環境・エネルギーの自治体の取り組みや、企業の取り組みを調べ、実情を検証する。
2.行程
○2015年10月14日(水)
超小型EV視察(参加者3名)
○2015年10月15日(木)
長崎EV&ITSプロジェクト視察(参加者4名 )
3.視察報告
長崎県五島市『長崎EV&ITSプロジェクト 』の取り組み
平成22年春以降に長崎県EV・PHV構想の主要プロジェクトとして、国土交通省、 経済産業省や大学、各メーカなどと連携し、五島地域においてEV(電気自動車)等とITS(高度道路交通システム)が連動した“未来型ドライブ観光システム”の構築や、EVとエネルギーシステムの連動した“エコアイランド”の実現を目指すプロジェクトを展開しています。
① 電気自動車の普及活(等導入補助金)
国の補助金にて五島地域に140台
電気自動車等が導入され、主にレンタカーとして使用されています。
② 島内のEV用充電器状況(急速充電器)
急速充電器14ヶ所27台
③ ITSの取り組み
道路と車を通信で結び、安全で快適に移動する高度道路交通システムでカーナビが地元オスメのポットやイベンを音声で教えてくれたり、フェリーや飛行機の運航状況などをリアルタイムで提供します。
ITSスポット20ヶ所20台
④ 今後の展開
地元企業による新EV開発(超小型EV)、風力・太陽光などの新エネルギーの活用とEVの充電を組み合わせたエネルギーの地産地消。
◆五島市にてITSを使った観光サービスと急速充電器を視察




◆道の駅等に設置された充電備を視察






⑤ 今後の展開にて
エコアイランド『五島(超小型EV)プロジェクト』を平成25年から展開
27年度から超小型EV( 2人乗り)を県内産学連携により研究開発(試作車の製造)
◆超小型EVの視察





◆最新 2号機視察、試乗




