事業実施内容
◆実地調査
兵庫ワーキンググループ実地調査 1
1.調査概要
【目的・概要】
次世代自動車エキスパ-ト養成教育プログラムの作成に当たり、沖縄県での環境・エネルギーに関する取り組みを取材することにより、今後の自動車を中心した社会構造の将来性を見定め、そこに従事してゆく人材ニーズを絞り込むことを目的する。
また、自動車に関する環境・エネルギーの自治体の取り組みや、企業の取り組みを調べ、実情を検証する。
2.行程
○2015年10月7日(水)
兵庫県淡路民局視察(参加者6名)
○2015年10月21日(水)
イワタニ産業尼崎中央研究所視察(参加者7名)
3.視察報告
兵庫県淡路市 『EVアイランドあわじ』の取り組み
平成23年12月に淡路島が国の地域活性化総合特区指定を受けて、あわじ環境未来島構想に盛り込んだ事業を展開しています。
① エネルギーの持続
(エネルギーの自給率が 2011年 8%から 2015年26 %にUP)
太陽光発電(118MW)風力発電(MW)風力発電(55MW)
② 電気自動車の普及活(等導入補助金)
国の補助金以外に淡路島くにうみ協会が実施(最大1台あたり30万円助成)
電気自動車の普及台数が島内で274台、兵庫県全体では4,6932台で占有率5.8%、乗用車の登録台数の島内占有率は2.3%
③ 島内のEV用充電器状況(急速充電器、普通)
急速充電器/31台
普通受電器/37台 計68台
(参考:島内ガソリンスタド89件)
④ 今後の展開(潮流発電、洋上風力発電の実施によるエネルギー自給率 100 %の達成)
バイオマス(菜の花油など食用油や竹などを利用した燃料再利用のリサイクル)
◆淡路島県民局にて島内の取り組み説明と急速充電器を視察










兵庫県尼崎市岩谷産業株式会社中央研究所の取り組み
平成25年4月に兵庫県尼崎市に全く新たな研究開発拠点として「中央研究所」を開設しました。従来から蓄積してきたガステクノロジーをベースに、 新たに世界トップレベルの各種分析機器・多彩な試験環境を整備。お客さま の技術開発に関するご要望にお応えするワンストップサービの提供を目指します。
① 次世代エネルギーの供給あり方を提案
水素を媒体とした水素社会のインフラ実現を目指ています。中央研究所の敷地内に併設したイワタニ水素ステーション尼崎は、 2014年7月にオ ープンしまた 。
特徴
○日本初商用水素ステーション
○液化水素による供給方式を採用し、将来の需要増にも対応可能
○水素充填パッケージの心臓部となる圧縮機にはドイツ・リンデ社の小型水素圧縮機
(イオニック・コンプレサー)を採用
○最新の充填技術を採用し、急速充填に対応(5Kg/ 3分)
今後の取り組み
○岩谷産業は2016年までに全国に18ヶ所の水素ステーションを開設する。
○近畿圏では他社も含めて、7ヶ所のステーションが計画されている。
FCVの普及状況
○近畿圏/30台程度
○東京圏/100台以上
○名古屋圏/50台~ 60台
○北九州圏/40台程度台

② エネルギーの有効利用
中央研究所では、BEMS(ビル・エネギー・マネージメント・システム) を導入し、 所内で使用するエネルギーの「見える化」行っています。また、使用するエネルギーは水素、LPガス、太陽光、電気という4つの供給源を組み合わせ、研究所全体でイワタニがご提案するエネルギーのベストミックスを具現化しています。なお、実験で使用した水素は回収して燃料電池により発電を行い、所内で再利用します。。


◆岩谷産業株式会社・中央研究所にて取り組み説明と水素ステーションを視察




◆水素ステーションにてトヨタミライ視察






◆岩谷産業株式会社の水素へ取り組み視察






1.調査概要
【目的・概要】
兵庫県淡路市 『EVアイランドあわじ』の取り組み取材
平成23年12月に淡路島が国の地域活性化総合特区の指定を受けて、あわじ環境未来島構想に盛り込んだ事業を展開しています。
県民に楽しくエネルギーやエコについて学んでいただけるイベントを展開
2.行程
○淡路ワールドパークONOKORO 2015年11月14日(土) 参加者2名
2015年11月15日(日) 参加者3名
3.視察報告
① EVの普及を推進するため、性能や使用方法などの基礎知識を学び、体験しながら魅力を発信。
② EVアイランドあわじフェスタ(EV(電気自動車)を電源とした屋台やEVの展示・試乗)
③ 環境保全や地域環境づくりについて理解を深めるため、日常生活の中 で取り組める省エネ・節 電対策の紹介や体験型イベントを展開
④ リーフ(電気自動車)にて参加し、EVの普及促進。









