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事業実施内容

◆ワーキンググループ 兵庫

(第1回)兵庫ワーキンググループ

開催日時/平成27年9 月7(月)18:00〜21:00 (3H)
場所/日本工科大学校・会議室

兵庫WG9-7
出席者

①委員
中農 一也、片山 俊行、濱 哲也、稲岡 正人 (計4名)
②兵庫ワーキンググループ
菅圭介(兵庫県龍野北高校)、本丸勝也(兵庫ベンダ工業)、

井筒順治(兵庫県自動車整備振興会)、津田稔(兵庫県農政環境部環境管理局)、

岸本直之(日本工科大学校自動車工学副科長)、古河邦彦(日本工科大学校事務長)
(参加者合計10名)

議題等 1)プロジェクト代表挨拶(中農校長)
次世代自動車をターゲットとした教育プログラムを作成していこうという目的。各地域に即したオーダーメード型プログラムを作っていく。
来年の2月の報告会を目標に取り組んでいく。

2)兵庫ワーキンググループ メンバー紹介

3)事業概要
背景として、我が国の環境技術開発分野では先進的である。
電機自動車も開発スピードが早い。
⇒この分野の整備士人材が不足する。
ニーズの調査を25、26年の事業として、東京の小山学園がアンケート形式で調査している。
結果、2級整備士の付け足しとして電気自動車における教育をどうすればいいか。このプログラムを開発している。
・アンケートの結果に基づいて
 環境エネルギーのどんな目的があるか。
 リチウムイオン電池の知識の勉強
 EVの充電方法
 安全性
 FCVに関しての学習
 アンケートをとって知識レベルの確認を行う。

・全国版カリキュラムをベースにして各地域に適した次世代自動車にはどんなものがあるかをリサーチして4つの地域にしぼった。
・長崎→EV&ITSプロジェクトが実施されている。特に五島は全国の中でもEVの普及率が一番いいので、電気自動車における整備士不足がおこるだろう。
・沖縄→宮古島ではバイオエタノールプロジェクトを行っている。EVの普及率を40%を目標としているため、明らかに整備士が不足する。
・福島→震災復興が本格的になる。スマートグリッドの地域モデルを進めていく地域である。このスマートグリッドの整備士が不足するだろう。
・兵庫→燃料電池の自動車を普及させようとしている。水素タイプを確率しようとしているが、水素ステーションなどの整備士が不足する。

これらを基にして地域版のオーダーメードの整備士養成のカリキュラムとして、全国版を検証し、いいところは付け足していこうという開発を行う。
付随して、学生に達成されているかという達成評価も行う。

兵庫ではFCVの普及を進めていく。
 2020年には3000台
 2030年には5000台を目標とする。
課題→水素は爆発するのではないかというイメージ
 FCV自体の価格が高いのでなかなか普及しない。
 充電器はあるが、なかなか使われていない。などがある。

4)検討事項
これからEVもFCVも増えていくであろう。そのニーズの調査をまずは行う。
・どんな問題点があるか?
 ハイブリッドが中心なので電気自動車はごくわずかである。
 ステーションは利用されているのか?
 ハイブリッドカーの講習はあるが、電気自動車の講習は行われていない。
 電気自動車が普及しなくては教育しても使うところがないなど。
使われていない理由などをアンケートに盛り込んでいけばいいのではないか?

5)連絡事項
10月9日(金)第2回実施委員会
スケルトンのリーフを作成し、実証講座を行う。
第2回ワーキンググループ開催予定

(第2回)兵庫ワーキンググループ

開催日時/平成27年10 月21(水) 17:30~19:30 (2H)
場所/日本工科大学校・会議室

兵庫WG10-21
出席者 菅圭介(兵庫県龍野北高校)、宮崎聡(兵庫ベンダ工業)、
津田稔(兵庫県農政環境部環境管理局)、
中農一也(プロジェクト代表)、片山副校長、濱、稲岡、力丸、古河
(参加者合計9名)
議題等 1)プロジェクト代表挨拶(中農校長)

2)研究開発事業概要
①兵庫実地調査についての感想
FCV 水素について岩谷産業を視察
・次世代自動車として何をプログラムに組込んでいくか
・京阪神でも水素自動車はまだ3~5 台ほどしか走っていない
・2030 年に200 万台を目安に普及予定
・オリンピックを境に広まるであろう
・ディーラーを中心にカリキュラムに組込んでいければ良い
・法的な事も有り、一定のルール作りが必要
・水素を補充するには音がうるさい
・水素危ないイメージ→安全であるPR
・水素はガソリンより安全で有る
・水素自動車や電気自動車のメリットのPR
・ステーションは現在全国で123 個所まだまだ不足
・インフラ(設置に5億円)、ステーションの人材教育等の問題点

3)検討事項
①ニーズ調査アンケートを踏まえて教育プログラム作成について ・整備知識は有っても技術が伴わない
・次世代自動車の定義がはっきりしていない
・社会全体の変化によって次世代自動車が必要になる事を導き、興味を持たせる
・エンジニアだけではなく、他の分野に移れる知識も学んでいく事を知らせる
・大気汚染がスタートラインで環境問題を学んで行く必要が有る
・次世代自動車というより低公害車が原点
・コンピューターを使ったキャン通信など高度な通信技術を教える
②12 月の実証講座の内容・日程について
・各地でのワーキンググループ を参考にテキストを制作し、1月始めに実証講座を実施予定
・新聞広告で告知し、一般からも広く公募

4)次回実施委員会および各ワーキンググループの日程確認
11月20日(金)

5)その他

(第3回)兵庫ワーキンググループ

開催日時/平成27年11月20日(金) 17:30~20:30 (3H)
場所/学校法人誠和学院 日本工科大学校・会議室

兵庫WG10-21
出席者 菅(県立龍野北高等学校)、津田(兵庫県農政環境部)、井筒(兵庫県整備振興会)
中農(プロジェクト代表)、稲岡、力丸、古河
(参加者合計7名)
議題等

1)プロジェクト代表挨拶(中農校長)
先日の文部科学省実地調査にて、葛城係長より現在の進捗状況の確認がありました。
 今実施している教育プログラムについて、前回のWGにて4地域の特性を一つにまとめた実証講座にしてはどうかという案がありましたが、今回の事業は始めに計画したように、各地域の特徴を踏まえた、積み上げ式ユニットとして展開していくことが望ましいとの考えが大切になるということになります。

2)研究開発事業概要
①アンケート集計結果をふまえて、各地域のニーズをユニット化する教育プログラム開発」の方向性について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(稲岡)
今回のニーズ調査アンケート結果の説明を実施しました。 兵庫県と他3県とのニーズの違いを検証
○次世代自動車の認識では、ハイブリッド自動車より電気自動車や燃料電池車が上位に ランクされているのは、兵庫県の特徴と考える。
○次世代自動車の知識では、学校より職場にて得られた知識が多い結果となっている。
○今後主流となりうる動力源はモーターであり、他の県との違いはさほどなし。
○今後主流となりうるエネルギー源は、電気、水素でこれも他の県と一致している。
○上記のエネルギーの知識としては、ガソリンや軽油の次に電気が来て、水素は5番目である。
○次世代自動車にもっとも必要な知識は、ハイブリッドに関するものが1番で、次に燃料電池に関する水素やFCスタックの技術になっている。
○次世代自動車を取り扱う場合に必要な知識については、整備技術が1番で、安全作業 が2番となっている。
○兵庫地域で今後必要となる知識については、電気自動車の周辺知識(充電スポットや 充電器の知識)、水素ステーションに関する知識、その後、超小型EVとITSの知識となっている。
兵庫地域については、アンケート結果から次世代自動車については、ハイブリッド自動車に関しては他府県と変わりなく重要であり、今後の電気自動車や燃料電池車についても重要になってくるという認識があると思います。

アンケート結果を踏まえてご意見をお聞かせねがえればと思います。 津田様どうでしょうか?  兵庫県での次世代自動車の教育プログラム開発ですが、前回お話させて頂いたように、全体を一つのユニットとしての開発ではなく、地域ごとの特徴を生かした教育ユニットにするということですね。

 兵庫県は他府県に比べて、データがたくさんあり、その中でも電気自動車の次に来る燃料電池車についての知識が必要という結果となっていますが、いかがでしょうか?(稲岡)

確かに、次世代自動車の認識においては、ハイブリッド車や電気自動車などより数字的には多い結果になっていますが、割合で表すとさほど他府県と変わりはないようにも思われます。
次世代自動車の動力源やエネルギーに関しても、電気や水素、モーターなど、電気が主流になっていくことが、確実ではないでしょうか。

重要なのは、今後兵庫地域において必要な知識は何かですが、井筒様どうでしょうか?

現在整備振興会においては、燃料電池車の講習は実施する予定はなく、電気自動車が普及している感覚もまだ少ないように思います。アンケート結果からも兵庫県で電気自動車や燃料電池車が今後急速に普及するのは考えにくいのが、現状です。また水素ステーションもなかなか増えていかないのが現状かと思います。

そのあたり管先生いかがでしょうか?
確かにこのグラフからは、電気自動車とか燃料電池車とかの兵庫県での特徴は微妙だと思います。ただ高校生に対してこれから教育するユニットの開発としては、次世代自動車になりうるのは電気より水素になっていくかと思います。

②兵庫地域実証講座の開催日程について
○開催場所につい 平日の授業や、土日の使用などを考えて、本校で実施するのがいいと思います。
○50分一コマで8コマまでで日程・時間調整
12月は資料の作成や講師の手配など、時間が少なすぎる為、1月実施で考えたいと思います。
1月15日(金)~17日(日)はいかがでしょうか?
○参加人員の構成(高校生、専門学校生10名程度、社会人5名程度、整備関係者5名程度)
○新聞広告の案内等について
兵庫県全紙で、1月初めに公告にて告知し、参加者を募集したいと思います。

3)次回実施委員会および各WGの日程確認

)その他

(第4回)兵庫ワーキンググループ

開催日時/平成27年12月14日(月) 17:30~20:30 (3H)
場所/日本工科大学校・会議室

出席者 菅(県立龍野北高等学校)、津田(兵庫県農政環境部)、本丸(兵庫ベンダ工業)
片山、濱(プロジェクト統括)、稲岡、力丸、古河
(参加者合計8名)
議題等

1)プロジェクト統括挨拶・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(濱)
本日は前回のニーズ調査アンケート及び実地調査を踏まえて、兵庫実証講座の内容について大筋の内容を検討したいと思います。

2)研究開発事業概要
兵庫実証講座の内容について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(稲岡)
兵庫県での次世代自動車の教育プログラム開発に向けた実証講座ということで、前回皆様にお話を聞かせて頂いた内容で、プログラムの作成を行いたいと思います。全体を一つのユニットとしての開発ではなく、地域ごとの特徴を生かした教育ユニットにする内容を考え、兵庫県ではEVの基礎プラス、水素関連で開発行きたいと思います。  (稲岡)


そのあたりで何かご意見はありますか。
兵庫県での水素関連の取り組みは始まった所です、都市部での関心は高いとおもわれますが、まだまだこれからの部分も多く、どのあたりまで反映させていくのか、難しいと思います。(力丸)


今年トヨタMIRAIが発売され関心も高くなっています、今これらの実車での講習に、世間の関心は高いと思います。具体的には、水素の基礎知識と実車を活用した内容で実証実験したいと思います。(稲岡)


濱先生よりトヨタ自動車よりMIRAIをリース出来るとのことなので、MIRAIに精通した特別講師を依頼したいと思っています。

あと、兵庫ベンダ工業、本丸様よりなんとか水素実験車両が間に合いそうだと連絡を頂きました。何とか間に合いそうです。部品は全て整いましたので。(本丸)

このあたりも有効に活用して実施したいと思います。

よろしくお願いいたします。
あと、EV、ハイブリッド、燃料電池車の実証実験ですので、できればPHEVも内容に盛り込みたいと思います。

そうですね、ハイブリッド車から燃料電池車までのEV、モーター、電池技術として、実証実験の流れとしてはいいと思います。

上記内容を参考事項として、各担当者等は次回プロジェクト実施WGにて検討をお願いいたします。


②兵庫地域実証講座の開催日程について
○開催場所について
平日の授業や、土日の使用などを考えて、本校で実施するのがいいとの意見があり、今回は土日の開催としたいと思っています。
テキスト、講師手配等も考えて1月中旬ではいかがでしょうか?

いいと思います。
1月16日(土)~17日(日)で考えたいと思います。


○実証時間について
50分一コマで前回の長崎でのEV基礎が4コマあります。
兵庫地域での特徴の水素の基礎が1コマ、燃料電池が2コマ、PHEVで2コマの日程ではどうでしょうか?

各コマ座学1コマ、実技1コマで大丈夫かと思います。
その内容で行きますと、基礎EV4コマ、水素関連で3コマ、PHEVで2コマの計9コマと確認試験1コマの10コマでいいでしょうか?

いいと思います。


○参加人員の構成(専門学校生10名程度、社会人5名程度、整備関係者5名程度)の20名程度を予定して、教室、実習棟を手配します。

○新聞広告の案内等について
兵庫県全紙で、1月初めに公告にて告知する手配で手配したいと思います。
内容は長﨑版を参考にしてプロジェクト実施WGで検討したいと思います。

上記案にてもう一度プロジェクト実施WGで検討し決定したいと思います。

3)次回実施委員会および各WGの日程確認

)その他

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