評価・検証結果
◆沖縄実証講座
○実証講座の対象者
自動車整備士
○開催実績(日時・コマ数)
「基礎編」講座:平成29年7月15日(土) 9:00~16:30
○受講者数
28人
○評価方法
①実証講座を参観し、指導内容・方法等が適切に行われているか評価する。
②評価シートを用い、講座内容等について評価するとともに、改善点を聴取する。
○評価者
実施委員会委員4名(企業関係者2名、教育関係者2名)
(1)次世代自動車と自動車社会を取り巻く新技術
■講座の内容・・・概ね適切な講座内容である。
「大変良い」75%、「概ね良い」25%
■テキストの内容・・・概ね適切なテキスト内容である。
「大変よい」75%、「よ い」25%
■講座の進め方・・・概ね適切な進め方である。
「大変よい」75%、「よ い」25%
■授業のスピード・・・概ね適切な授業スピードである。
「大変よい」75%、「よ い」25%
■講座の難易度・・・概ね適切な難易度の設定である。
「大変良い」75%、「ふつう」25%
(2)EV車のモータ技術
■講座の内容・・・概ね適切な講座内容である。
「大変良い」75%、「概ね良い」25%
■テキストの内容・・・概ね適切なテキスト内容である。
「大変よい」75%、「よ い」25%
■講座の進め方・・・概ね適切な進め方である。
「大変よい」75%、「よ い」25%
■授業のスピード・・・概ね適切な授業スピードである。
「大変よい」75%、「よ い」25%
■講座の難易度・・・概ね適切な難易度の設定である。
「大変良い」75%、「ふつう」25%
■改善点
・インバータやコンバータの作動説明がもう少しあってもよい。
(2)EV車のモータ技術
■講座の内容・・・概ね適切な講座内容である。
「大変良い」75%、「概ね良い」25%
■テキストの内容・・・概ね適切なテキスト内容である。
「大変よい」75%、「よ い」25%
■講座の進め方・・・概ね適切な進め方である。
「大変よい」75%、「よ い」25%
■授業のスピード・・・概ね適切な授業スピードである。
「大変よい」75%、「よ い」25%
■講座の難易度・・・概ね適切な難易度の設定である。
「大変良い」75%、「ふつう」25%
■改善点
・インバータやコンバータの作動説明がもう少しあってもよい。
(3)EV車の充電技術
■講座の内容・・・概ね適切な講座内容である。
「大変良い」75%、「概ね良い」25%
■テキストの内容・・・概ね適切なテキスト内容である。
「大変よい」75%、「よ い」25%
■講座の進め方・・・概ね適切な進め方である。
「大変よい」50%、「ふつう」50%
■授業のスピード・・・授業スピードの検討の余地が必要である。
「大変よい」50%、「ふつう」25%、「速い」25%
■講座の難易度・・・概ね適切な難易度の設定である。
「大変良い」75%、「易しい」25%
■改善点
・リチウムイオンの原理等をもう少し詳しい説明があってもよい。
・話すスピードが速い。
・参加者が多かったので、教材車の台数を増やしたほうがよい。
(4)次世代自動車の整備時の安全作業
■講座の内容・・・適切な講座内容である。
「大変良い」100%
■テキストの内容・・・適切なテキスト内容である。
「大変よい」100%
■講座の進め方・・・適切な進め方である。
「大変よい」100%
■授業のスピード・・・適切な授業スピードである。
「大変よい」100%
■講座の難易度・・・適切な難易度の設定である。
「大変良い」100%
(5)全般的な改善点等
・次世代自動車の世界的な動向についての説明があり、今後の流れを意識づけの機会となった。
・資料がとても見やすかった。
・実習中の話が少し聞きづらかった。
・授業開始時に、授業の項目立て(全体像)を説明してからスタートするとより分かりやすい。
・パワーポイントの表記が文字が多いので、視覚的に理解できるよう改善したほうがよい。
・アクティブラーニングをより意識したほうが理解は深まった。
・教科書のつくり方の改善の工夫が必要である。
○実証講座の対象者
自動車整備士
○開催実績(日時・コマ数)
「応用編」講座:平成29年7月22日(土) 9:30~17:00
○受講者数
29人
○評価方法
①実証講座を参観し、指導内容・方法等が適切に行われているか評価する。
②評価シートを用い、講座内容等について評価するとともに、改善点を聴取する。
○評価者
実施委員会委員12名(企業関係者9名、行政関係者1名、教育関係者2名
1.次世代自動車の課題と対策
■講座の内容・・・概ね適切な講座内容である。
「大変良い」82%、「概ね良い」9%、「ふつう」9%
■テキストの内容
・なし
■講座の進め方・・・概ね適切な進め方である。
「大変よい」82%、「よ い」9%、「ふつう」9%
■授業のスピード・・・概ね適切な授業スピードである。
「大変よい」73%、「よ い」27%
■講座の難易度・・・概ね適切な難易度の設定であるが検討の余地が必要である。
「大変良い」64%、「概ね良い」18%、「ふつう」9%、「やや難しい」9%
■改善点
・講義の導入部分の工夫が必要である。
・レジュメ、資料配布が必要である。
2.小型モビリティの実証実験の現状
■講座の内容・・・概ね適切な講座内容である。
「大変良い」55%、「概ね良い」36%、「ふつう」9%
■テキストの内容・・・概ね適切なテキスト内容である。
「大変よい」55%、「よ い」36%、「ふつう」9%
■講座の進め方・・・概ね適切な進め方であるが検討の余地が必要である。
「大変よい」45%、「よ い」27%、「ふつう」9%、「少し悪い」9%
■授業のスピード・・・授業スピードに検討の余地が必要である。
「大変よい」27%、「よ い」18%、「ふつう」37%、「やや速い」18%
■講座の難易度・・・概ね適切な難易度の設定であるが検討の余地が必要である。
「大変良い」46%、「概ね良い」27%、「ふつう」18%、「難しい」9%
■改善点
・提示したスライドがテキストに反映されていない部分がある。
・喋り方が早いので聞き取りにくい部分や、文字が小さく見えにくい部分があった。
・カーシェアに関する受講者の関心を引き出すための講義の順序を工夫するべき。
・小型モビリティ開発の動きが世界的に起きてきた理由を説明すべき。
3.水素社会の現状と燃料電池システム
■講座の内容・・・概ね適切な講座内容である。
「大変良い」55%、「概ね良い」27%、「ふつう」18%
■テキストの内容・・・概ね適切なテキスト内容であるが検討の余地が必要である。
「大変よい」46%、「よ い」27%、「ふつう」27%
■講座の進め方・・・概ね適切な進め方である。
「大変よい」64%、「よ い」27%、「ふつう」9%
■授業のスピード・・・概ね適切な授業スピードである。
「大変よい」73%、「よ い」27%
■講座の難易度・・・概ね適切な難易度の設定である。
「大変良い」55%、「概ね良い」18%、「ふつう」9%、「やや難しい」9%
■改善点
・科学的な説明部分で、受講生の知的好奇心を喚起する工夫が必要である。
・水素の基礎は簡単にして、燃料電池の部分を詳しくしたほうがよい。
4.三菱アウトランダーの構造と整備技術
■講座の内容・・・概ね適切な講座内容である。
「大変良い」78%、「概ね良い」22%
■テキストの内容・・・概ね適切なテキスト内容である。
「大変よい」67%、「よ い」33%
■講座の進め方・・・概ね適切な進め方である。
「大変よい」78%、「よ い」22%
■授業のスピード・・・概ね適切な授業スピードである。
「大変よい」67%、「よ い」33%
■講座の難易度・・・概ね適切な難易度の設定である。
「大変良い」44%、「概ね良い」56%
■改善点
・実習の人数が多すぎる。実習は2班にするべきである。
・EVの構造に関する総括的な講義が大変分かりやすい。
5.日産自動車の電動化と知能化
■講座の内容・・・概ね適切な講座内容である。
「大変良い」56%、「概ね良い」33%、「ふつう」11%
■テキストの内容・・・概ね適切なテキスト内容である。
「大変よい」56%、「よ い」22%、「ふつう」22%
■講座の進め方・・・概ね適切な進め方である。
「大変よい」56%、「よ い」22%、「ふつう」22%
■授業のスピード・・・概ね適切な授業スピードである。
「大変よい」56%、「よ い」22%、「ふつう」22%
■講座の難易度・・・概ね適切な難易度の設定である。
「大変良い」44%、「概ね良い」44%、「ふつう」12%
■改善点
・なし
6.日産自動車のEV-e-POWER
■講座の内容・・・概ね適切な講座内容である。
「大変良い」56%、「概ね良い」33%、「ふつう」11%
■テキストの内容・・・概ね適切なテキスト内容であるが検討の余地が必要である。
「大変よい」78%、「ふつう」11%、「少し悪い」11%
■講座の進め方・・・概ね適切な進め方であるが検討の余地が必要である。
「大変よい」78%、「よ い」11%、「少し悪い」11%
■授業のスピード・・・概ね適切な授業スピードである。
「大変よい」45%、「よ い」33%、「ふつう」22%
■講座の難易度・・・概ね適切な難易度の設定であるが検討の余地が必要である。
「大変良い」67%、「概ね良い」11%、「ふつう」11%、「やや難しい」11%
■改善点
・ICEとEVの点検方法の違いを講義しているのがよかった。
・分量が多かったので急ぎ気味の講義となった。リーフは簡単にして、EV-e-POWERを詳しくしたほうがよい。
7.小型モビリティの構造と整備技術
■講座の内容・・・概ね適切な講座内容である。
「大変良い」50%、「概ね良い」38%、「ふつう」12%
■テキストの内容・・・概ね適切なテキスト内容であるが検討の余地が必要である。
「大変よい」51%、「よ い」25%、「ふつう」12%、「少し悪い」12%
■講座の進め方・・・概ね適切な進め方であるが検討の余地が必要である。
「大変よい」38%、「ふつう」50%、「少し悪い」12%
■授業のスピード・・・授業スピードの検討の余地が必要である。
「大変よい」38%、「よ い」25%、「ふつう」25%、「やや遅い」12%
■講座の難易度・・・講座難易度の検討の余地が必要である。
「大変良い」50%、「概ね良い」12%、「ふつう」25%、「やや難しい」13%
■改善点
・まだまだ需要が少ないので、学習ニーズがあまりない。
・実際に実習をしながら、説明したほうがよく分かった。
8.今後の改善のための資料とさせていただきますので、お気づきの点があれば、些細なことでもお 書きください。
・教材車を使って実習することは、聞いていただけでは分かりづらい部分がよく分かる。
・実習の人数はもっと少なくするべきである。
・テキストと講師配付資料との関連性が必要である。
・講師と事業者との経営についてのディスカッションがあればよかった。
・1時間を超える講義の場合は、講義の間に1回り休憩があったほうが、集中力が増す。